いよいよ2017年も残りわずか。
今年もこの企画は欠かせないですね!
セレクトの基準としては、曲の良さはさることながら
そのアーティストの2017年の象徴度、kinz upとのつながりなんかも考慮したランキングになってます!
kinz upっぽいランキングを楽しんでもらえたら嬉しいです。では9位から!
9位:ゆるりゆらり – DENIMS
大阪のロックバンドDENIMSの1stフルアルバム”DENIMS”から。
スローテンポなジャズチックなドラムがその他大勢のバンドとは一線を画す彼ら。
昔からかき鳴らすだけじゃないオシャレなサウンドが好きだったんですが、この曲で完全に一皮むけましたね。ライブアクトもめちゃカッコいいのでみなさん是非足を運んでください!
8位:1AM in asahikawa – C.O.S.A.
昨年はKID FRESINOとのダブルネームアルバムで世を賑わせたC.O.S.A.
今年の7月にリリースしたソロ名義の5曲入りアルバム “Girl Queen”の一曲目がこちら。
C.O.S.A.は音源でもライブでも全部聞き取れるしっかりしたラップを力強くするのが印象的。リリックもどストレートだし。
“誰も俺を知らない雪の街で空気を吸うと 不思議と落ち着いて肩の荷が降りた”
ってリリック、この曲の頭からずっと旭川の寒い中で悩んでる様な色々をラップしてる中、この2ターンでしっかり切り返しててカッコよすぎるなと思いました。
アルバム”Girl Queen”は絶対今年のベストディスクにランクインするのでもし聞いてない方は絶対に聞いてください!apple musicとかでも聞けますのでね。
7位:エスパー – ミツメ
今年のラストに投下されたミツメによるグッド過ぎるミュージック。
こんなに音探しが楽しい曲もそうないと思います。レベル高すぎて文字になんて起こせないけどLRそれぞれから聞こえるギターもちょっとずつズレてる感じがする、んだけどもちろん曲として完成されてて、かと思えばボーカルは押韻の部分でちょっとハズして歌ってたり。
もう説明とか不要ですよね。良いもんは良い。
シングルのリリースは めまい 以来2年半ぶりということで相当な自信作だと思ってます。ヒップホップ好きな方もこの曲は必聴で!
6位:Salve feat.JJJ – KID FRESINO
上半期でも5位にランクインさせていたこの曲を年間6位に!
昨年のC.O.S.A.とのダブルネームアルバムでヒップホップシーンの中心に躍り出て、今年はこの曲も収録されているEPが生バンドによる収録だという事でも話題に。
またFla$hBackS脱退についても意味深な曲がいきなりSoundCloudで公開され話題を呼んでましたよね。2017年のハイライトなアーティストの一人で間違いないです。
C.O.S.A.とはまた違う流れるような英語交じりのカッコよすぎるラップをするのでこれまた現場で聞いてほしい!
5位:i Believe (Prod. by Sweet William) – HANG×唾奇
2017年を語るうえで欠かせない唾奇。
HANGとの11曲入りコラボアルバム”Glitsmotel”は限定販売だったこともあり話題に、ジャケ違いの2ndプレスも販売するなんてことも。
その中でもおなじみSweet Williamがproduceしているこの曲、会った事無いんですけどHANGの人柄溢れる等身大なリリックも最高です。
唾奇ヴァース”綺麗ごとばっかのラブソング、そんな世界は綺麗じゃねぇだろ”はJ-ポップスしか聞いてない全員に聞かせたいラインですね。カッコ良すぎ!
4位:Boys on TV – DYGL
こちら、MVとかあがってないのでCD持ってない方はspotify等で聞くしかない音源。
名曲ばかりのDYGLの1stアルバム「Say Goodbye to Memory Den」の中でも群をぬいてカッコいい曲。
上半期ベストでも紹介したところですがサビ部分の歌詞、
「画面に司会者 彼らは懲りずに同じ冗談をかます
同じ化粧をした人々は同じオチでまた笑うだろう」(和訳)ってところ
自分の勝手な解釈ですけど「俺らはどんどん進んでいくぜ」ってこと歌っててカッコいい表現だなと思いました!
非公式ながらのライブ映像もカッコよさの塊なので見てみてください。
3位:L.S.L – toconoma
こちらも上半期ベストの中から。toconomaの待望された3rdアルバム「NEW TOWN」より。
7月8日には渋谷WWWでのワンマンも大成功をおさめた彼ら。
これまでの代表曲”relive”の人気も揺らがないでしょうが、ライブではこっちも圧倒的に盛り上がってましたね。
ベースソロから盛り上がっていくところはエモさ全開で聞き入るしかない最高さ。
ヒップホップもよく聞くようになってリリックって凄いなと思うけど、歌詞の無いインストバンドでここまで心振るわせてくれるtoconomaに脱帽です。
2018年2月10日にはLIQUID ROOM公演も決まっているので行くしかないかと思います!
2位:summerluck – maco marets
2017年kinz upとして最も関わったアーティストといっても過言じゃないmaco marets
夏の終わりにドロップした間違いなく今後語り続けられる一曲。produce&mixはSmall Circle of Friends / Studio75の東里起さん。
ギターも生音収録でメロウ・イエロー・バナナムーンの宮田泰輔が参加しているとの事。このまま生バンドとのやりとりが大きくなっていくと良いなと個人的には思っているところ。
kinz upとして2月と12月の企画イベントに出演してくれたりと、そういう意味では成長して言ってる様子も見させてもらって嬉しい限り。
来年アルバムもリリースする予定があるとも聞いているので2018年も引き続き要チェックなアーティスト!
https://www.youtube.com/watch?v=ejAb8bl-Fw
1位:Made my day – 唾奇×Sweet William
はい!2017年ベストソングはこちら。
おそらくポイント制度であればもう圧倒的じゃないかと思います。
唾奇の今年の活躍・躍進っぷり、Sweet Williamも負けじと色んなアーティストへの楽曲提供、12月にはソロ名義のEPもリリースして
kinz upとのかかわりという意味でも12月のBringly up -vol.3-で最高なイベントの大トリを担ってくれました。
誰に聞いても異論が出ないTOP1じゃないでしょうか。
ちなみに上半期ベストでも1位に選ばせて頂いてます。あの時はブッキング前だったし、まさか出てくれるなんて思わなかったな。。
ピアノが映えすぎなシンプルで揺れられるトラック、TwitterやYoutubeのライブ動画とか見ても分かるように全員でシング出来てしまう唾奇のリリックとラップ。誰が言ったか「組み合わせの妙」、最高の化学反応で2017年駆け抜けてくれて最高でした。
唾奇は今年10本を超えるMVを公開するなど圧倒的な活動っぷり、来年はどこまで行ってくれるのか本当に楽しみです。
以上、皆さんの2017年音楽シーンはどうでしたか?
僕としては序盤に唾奇×Sweet Williamのリリースがあってから日本語ラップを中心に聞いた一年でした。
来年はバンド音楽もちゃんと拾いつつ、このままカッコよすぎる日本語ラップも掘っていきたいなと思います。
2017年、お世話になりました。また来年2018年もよろしくお願いします!!
【記事公開!】
2017年ラストの記事は2017年ベストソングTOP9!
日本語ラップを中心に聞いた一年、だからこそ本当に良いバンドの曲にも注目できました。
ぜひ年末年始、お時間のある時に読んでもらえると嬉しいです!#kinz_up #bringlyuphttps://t.co/WIG3Dj17Ch pic.twitter.com/G6pjr4l3TB
— kinz up -カインズアップ- (@kinz_up) December 31, 2017
<上半期ベスト20曲はこちらから>
https://kinz-up.com/2017best1h/
<おまけ:10位から20位まで!>
https://www.youtube.com/watch?v=1pZ6GqhBrYM
https://www.youtube.com/watch?v=KcHgQ52iExw
<関連記事>
https://kinz-up.com/natsumimaru_2017kami/
https://kinz-up.com/sweet_william_blue_release/
https://kinz-up.com/macomarets_summerluck/
【インタビュー】3rdアルバムリリースを控えるtoconoma、圧巻のライブアクトはどう生まれているのか?アルバム関連質問も!
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