地元・仲間をつづった生(ナマ)のリリック、見るものを圧倒するライブパフォーマンス
2017年一気にブレイクし、今やベストラッパーの1人に数えられる沖縄出身のラッパー”唾奇”
絶妙なピアノのライン、メロディを自在に組み立てる独特なビートメイクが印象的
2017年ウルトラヒットした唾奇とのWネームアルバム「Jasmine」でも注目を集めた”Sweet William”
フリースタイルダンジョン、UMBなどバトルに注目が集まった最近ながら
今のヒップホップシーンにおいてはこの二人を中心に見渡すのが一番面白いと確信してます。
そんなわけで二人を中心に、トラック提供や客演で関わったことがあるアーティスト、さらにその客演で親交のあるアーティストなど
少し視野を広げてグッドなアーティストたちを紹介したいと思います!
まずは唾奇から広げるとすると、現時点の最新曲「七日後」から。
これはまずトラックプロデュースがバンド”WONK”のドラマーでもあるPxrxdigm.によるもの。
“WONK”はジャズとヒップホップの良いとこ取りのスペシャルワンなバンドだと思っていつも音源聞いてますが、さっそくバンドサウンドとの繋がりですね。
さてそんなWONKから広げたいのは、WONKのサポートメンバーでおなじみのMELRAWこと安藤康平!
巷では「5人目のWONK」の異名も持つとか。
ギター、Saxで魅せる存在感は抜群ですよね。ソロプロジェクト”MELRAW”としてはアルバムも出したばかり、3月11日にはTENDREとのツーマンも控えており、こちらはソールドしているとの事。
ちょうど昨日、Exclusiveな動画がYoutubeにUPされたのでそれを絶対に見てほしいです。
MELRAWにおいてはつい最近、NOS EBISUで行われた「TEN’S LOUNGE」というイベントでも”Sweet William”と共にライブをそれぞれ披露しており親交もある模様。
そんなMELRAWから広げるのは、MELRAW・TENDREの二人に加えてAAAMYYY、大井一彌(DATS)、サンバルカン(踊Foot Works)が揃ってバンドサポートを務めるRyohu(KANDYTOWN)
RyohuはMELRAWのソロアルバムに客演として参加しており、チェックしきれていない人も多い印象。もったいなさすぎる。
浮遊感あるトラックに乗せるRyohuのカッコいいフロウがたまらない。
Ryohuから広げようと思うとKANDYTOWN絡み、なんならsuchmosの「Girl」にも客演参加していることからどこどこまでも行ける気がします。
そこはちょっとバックして、もう一度MELRAWのアルバムに客演参加しているアーティストの一人、吉田沙良につなげたい。
彼女は2人組ユニット”ものんくる”のヴォーカリストで、楽曲はメンバーである角田隆太に加えて親交のあるアーティストによる演奏で成っているそう
こちらはジャズとエレポップの良い所詰め合わせ+吉田沙良の澄んだ歌声のマッチングが絶妙。
もっと知られるべきアーティストです。
そう、この時点でこの記事の確信、良いアーティストからディグっていくと間違いなく最高のアーティストにたどり着けてしまう、という事!楽しい!
さて”ものんくる”の「空想飛行」はエレポップさが出ている曲という印象なんだけれど
唾奇とつながりのあるエレクトロなアーティストといえば、、演奏と打ち込みと違いもあってちょっと強引ながら”Sugar’s Campaign”につなげたい。
seiho と Avec Avecからなるユニットで、ここ1年半ほどリリースはないけれど2015年のアルバム「FRIENDS」などでは一躍注目を集めたのが記憶に新しい所。
もちろんseihoとして、Avec Avecとしてのソロでの活躍は今でも多く、
唾奇らが属する Pitch Odd Mansion というレーベル兼クルーが中心となってリリースするコンピレーションアルバム「2 Horns city」の第一弾では
Excelsive SongとしてAvec Avecのトラックに唾奇がラップを載せた「Soda Water」が話題に。
発表時にはシーンでかなりの注目を集め、今でもライブ披露時は盛り上がりをみせる曲の一つ。
そんな感じで、いくらでも広げられてしまうけれど、ここで唾奇からの繋がりで欠かすわけにはいかない”HANG”をピックアップ。
こちらも2017年、glitsmotel(唾奇×HANG)という名義で1000枚限定でリリースしたglitsmotelが即完、2ndプレスが行われるなど大きな話題を呼んだところ。
HANGのアルバムもネットでの再販が1月ごろにアナウンスされ、
すぐにソールドになってしまうなど注目の高さを証明。
https://604098oki.thebase.in/items/9757296 (SOLD OUT)
↑HANGのバックボーン、プロフィールなども掲載されているのでぜひ一読あれ。
人の良さがあふれ出る雰囲気、生活感をそのままに歌い上げるラップ
唾奇と組んだ最強タッグの”glitsmotel”は最近ライブも増えてきている様子なのでぜひチェックを。
また、そのHANGのアルバムのにも客演参加してる東京出身のアーティスト”youheyhey”もピックアップ。
ラッパー、ビートメイカー、DJと三つの顔を持って活動中とのこと。
2017年11月には”GeminisAzul”がプロデュースしたという2ndシングル「DANDELION」をリリースしており、
弾むビートにyouheyheyが独特のリズムで前向きなリリックをキックする一曲。
なお1stシングル「虚無虚無プリン」については最近 lute からyoutubeにアップされているのでこちらのチェックもお忘れなく!
そんなyouheyheyがオーガナイズも手掛けるイベント「Oll Korrect」は3月23日(金)に中野heavysickZEROで開催され、
ゲストアクトにglitsmotelの出演も発表されている様子。
都内ではまだ数少ないglitsmotelのライブ、youheyheyのDJもあるとのことなのでぜひチェックと現場へ足を運んでみては。↓詳細
https://www.clubberia.com/ja/events/277225/
glitsmotelへ1つ話を戻すと、唾奇とHANGの二人ともがレコメンドしていた北海道出身のSSW”TOCCHI”を知っておくべきかと思います。
11月末に下に載せているMV、今年の2月にアルバムをリリースしており、2017年の唾奇同様一気にブレイクするのではないかと思わせるアーティスト。
アルバムの他の曲ではポップネスな曲もあり、プロフィールが「ラッパー」ではなく「SSW」というのも納得するところ。
TOCCHIの人生観のような、”飯は食えるのか”に対して「食えるよ、少しのパンとコーヒーは買えるし」とアンサーしているところに食らってしまう。
HANGにも、唾奇にも通じる自分・己を持ったラップはやっぱり聞いてて最高だな って思いますね。
https://sync-japan.stores.jp/items/5a71b288f22a5b41af001b46 (販売中)
以上です!
当初はこの記事内でSweet Williamから広げたアーティストもまとめるつもりだったのですが
余りにも長くなってしまいそうなので急きょ~唾奇 編~とさせていただきました。
近日中にSW編、書きたいと思いますのでこの記事面白かったと思う方は何卒お楽しみに!
Sweet William編公開しました!(2018.3.17)
https://kinz-up.com/tsubaki_sweet-william_relations_2/
唾奇、Sweet William、Pxrxdigm.、WONK、MELRAW、Ryohu(KANDYTOWN)、ものんくる、Sugar’s Campaign、Avec Avec、glitsmotel、youheyhey、TOCCHI
唾奇×Sweet William、彼ら2人を中心として、関わりのあるアーティストなどをピックアップしてみました。
良いアーティストには良い仲間が集まる必然。
繋げてても書きながら楽しかったこの記事は唾奇編、SW編はまた後日公開します!ぜひ!#kinz_up #唾奇 #SweetWilliam https://t.co/lZggQ9HbbV pic.twitter.com/5LSOB9uXXQ
— kinz up -カインズアップ- (@kinz_up) March 10, 2018
<関連記事>
https://kinz-up.com/sweet_william_blue_release/
“Bringly up -vol.3-” (唾奇×Sweet William, kiki vivi lily, 中小企業, maco marets)
このサイトのTwitterアカウントもあるのでフォローよろしくお願いします
基本は音楽情報のリツイート、もちろん更新情報をツイートするので良ければ!