Bringly up -vol.5- イベントレポート

何度でも言いたい、本当に最高だった。

glitesmotel(HANG×唾奇)
underslowjams
Sweet William
macco marets

”こんなレベルの4組を、デイイベントで、渋谷のライブハウスで、
キャパに余裕のある集客で見れるイベントがあるなら絶対に行きたい。”

そんな客目線で企画してきたBringly upもvol.5を迎え、
2018年6月16日(土)は一つの完成形を見れた気がした一日でした。

毎回やっているんですが、文章の稚拙さはともかくレポートまで書いてこそ
イベント企画だと思っているのでもちろん今回も書きますよ。

kinz upの中の人「ぐっち」として書く、Bringly up -vol.5-イベントレポートです。


会場オープンは18時15分、渋谷LUSHには続々とお客さんが。
2月に開催したvol.4の時は正直、オープンから入ってくれたのは見知った友人ばかりだったんですが
今回は面識のないお客さんがオープンから来場してくれて本当に嬉しかった。

開演18時45分には8割近くお客さん入ってくれてたんじゃ無いでしょうか。maco marets目当てなのか、glitsmotelの待機なのか分からないけれど入場すぐ最前に集まってくれたお客さんが多かったのが印象的でした。

そんな中での1stアクトはmaco marets!

彼もMCで言ってくれたけど、Bringly upにはvol.1,vol.3そして今回のvol.5と、狙ったわけではなく1回置きに出演してくれている最高のラッパーです。
もしかしたらvol.3には唾奇×Sweet Williamの出演していたのでその時以来見に来た人も多いと予想。

maco maretsのライブアクトは声も、気も張ること無く、流れるように言葉を吐き出す様が相も変わらず最高。

セットリストも「毎回変わらない」と言いつつ新曲を2曲やってくれたり
彼のアンセムになっている”Summerluck”はもちろん、ライブでおなじみの”XL live edit”や”Daybreak”などを披露。

お客さんもゆったりゆったり揺れてビートとラップに耳を傾けててユルい空間を作り上げてくれていました。

最後の曲”Cyan”では当日の開演前に急きょ決定したというRICK NOVAの客演参加も!

MCに触れると「バンドもやりだしてる」と言っていて近々バンドセットでのmaco maretsが見れるかも という期待を抱かせたり、
この夏にアルバムをリリースする予定もあると以前から言っていたのでそのアナウンスも待ちたいところ!

いつも1番か2番手の早い出番ながら、会場を最高な雰囲気にもっていってくれるアクト!ありがとうございました!!

<セットリスト>

1.Hum!
2.Amazing Season
3.新曲
4.Daybreak
5.XL
6.Summerluck
7.新曲
8.Cyan


続いて2ndアクトは Sweet William!
Sweet Williamはvol.3の唾奇とのコラボ出演以来2度目、当然ソロとしては初の出演です!

あまりデイイベントで見れる機会もそう多くないので楽しみにしてた人も多いはず!

アクトとは違うところで一番印象に残ったのはPAさん同士がセッティングの確認の時に言っていた「マイクいらないらしいぞ」という言葉。
ビートだけでやりきる感じがストイックで最高ですよね。実際に会うと雰囲気もカッコいい。

ビートライブの曲目はさっぱり分からないけど、唾奇×Sweet William名義アルバム”Jasmine”の元ネタであろう曲や
彼が今までにディグってきた膨大なビートの中から気に入っているものだけプレイしているんだろうなと、すぐに分かるカッコいいビートばかりプレイされる35分。

以前に見たことのあるツイートで、Sweet Williamのビートライブがオールナイトのイベントであっても「唾奇や他の演者目当てのお客さんが多くて誰もノっていない」なんてのも見たことがあって
今回どうだろうな、と思ってたけど、みんな歌モノを期待してたのは伝わってきたけれど、知らないビートでもバッチリ聞いていて、揺れてくれていて幸せ過ぎる時間だった。

そして最後の最後、お待ちかねと言わんばかりの”SkyLady”のプレイ時にはフロアからも「Sweet Will i am」のシャウト起きて最大の盛り上がり、
その時Sweet Williamが ここで盛り上がるんでしょ? とでも言わんばかりにフロア見てニヤっと笑っててやっぱり最高でしたね。

唾奇とのコラボアクトが一旦休止するなどの情報もある中、Jambo Lacquerへのトラックプロデュース楽曲の入ったCDも発売、今年初めのラジオでは「あるラッパーとの共作が出るかも」など楽しみなアナウンスも多いSweet William!

vol.3に続いての出演、ありがとうございました!!最高!


3rdアクトはunderslowjams!

実はライブで見たことがないアーティストだったんですが、もちろん音源は好きでいて、そこにとあるライブレポートとインタビューを読んで、いろいろなジャンルが好きな所から妥協せずにバンド×HIP HOPのスタイルにたどり着いた。。 ような事が書かれていてカッコいい!となってお呼びしたヒップホップバンド。

1Vo、1MC、1DJ、1ドラムという唯一無二のセットでのプレイ、本当にカッコ良かった。。

ライブの入り、イントロから”夜の色”に入るところはアルバム音源でも何回も聞いたそのままの入り方で、
終演後underslowjams以外を目当てで見に来たよ、という人もやはり多く、フロア中を沸かせてましたね。

なんといっても2フロントマン、Voのyoshiroさん、MCのragさんが当たり前だけど全く違う歌い方でこれがunderslowjamsなんだ…!って思いながら見てました。

なによりやっぱり、ドラムが生音ってのは打ち込みとは全然違う!先に書いたmaco maretsしかりラッパーもバンドセットでのライブが増えてきてそれが人気なのもドラマーがいてグルーブ感が出るからなんだろうな、とライブを見てる間ずっと思ってました。

ラストの”酩酊”の入りは逆にDJがいないと出来ないスクラッチからの入りで、ドラムとタイミング測ったあの入り、エモすぎな雰囲気、空間、演奏は本当に現場で見てほしい。

Bringly upで念願だったヒップホップバンドアクト、最初がunderslowjamsだったのは豪華すぎですが最高でした!ありがとうございました!

<セットリスト>

1.夜の色
2.In the Rain
3.第二快感
4.Prime Shock
5.いかれたBaby
6.Electric Foundation
7.酩酊


いよいよトリは、文句なしで当日のメインアクト”glitsmotel”!バックDJはhokuto!

言わずと知れた唾奇とHANGによるユニット。先に書いた通りvol.3での唾奇×Sweet William以来の出演となった唾奇、HANGは初めての出演を頂きました!

先に人気っぷりだけ書いておきたいのが、今回のイベントに出演することを解禁したのが4月9日、そしてチケットソールドアウトが4月16日!
その後数枚の追加販売は実施しましたが、kinz upのような知名度ないメディアが企画するイベントとしてはありえないスピードでした。チケット数少な目にしていたとはいえ人気過ぎる。

さて当日のライブ、暗転の中でHANGのシャウトから始まり「後は俺らの時間だぜ、行こう!」から “i Believe”のイントロと共にステージ登場。

「愛してんだぜマジで」「ごめん酒おごってよ」などなどお客さんとの近さを感じるラインを吐き出すたびにフロアが湧いていく、異様な盛り上がりの空間でした!2人ともがカッコ良すぎる!

前3アクトで温まり切ったフロアの熱そのままに一曲目からハンズアップを要求する唾奇。曲終わりには「ほろ酔いだぜ!」と言いながら本当に楽しそうにステージングしてたのが印象的。

本当に全曲がアンセムでした。お客さんも全員合唱していて、glitsmotelの二人も本当に楽しそうだった!それが一番嬉しい楽しい!

その中でもいくつかあるハイライトは、”soda water”中にHANGが「日本越えてタイでは、踊るスペースを確保してるんだってよ!」と言い、すぐに唾奇が「今タイの話したっすか??」と突っ込んだかと思えば、
そのすぐ後同じ”soda water”中の間奏時に唾奇が「日本じゃなくて、タイでは踊るスペースを確保して、クラブってのは回ってんだぜ!」と最高すぎなアンサーを披露して湧かすシーンも。

後は二人ともシャウトから曲に入るところがあったんだけれど、HANGのシャウトは気持ちの入り方が凄すぎて、気持ちを全部ぶつけられてる感覚になって本当に喰らいましたね。是非現場で体感して欲しい。

唾奇のシャウトは最近よくやってるWonder Child(NF Zessho)ではなく、昔に作った曲だと前のライブの時に聞いた覚えがある曲のリリックでした。
「ギャラの2、俺とお前の今日の溶かす」なんてリリックも入っていたような。そこから「もう大丈夫だぜ」からの”all green”に入るところもフロア盛り上がり最高潮のハイライトシーン!

本当に出演してくれたことすら恐縮な、今一番見たいユニットで間違いなしのglitsmotel、楽しそうなステージングをまた純粋なお客として見に行きたいなと思いました!何度だって出てほしい!ありがとうございました!!

<セットリスト>

1.i Believe
2.Made my day (SpEEdE remix)
3.Soda Water
4.Good Day
5.ame。
6.HANGシャウト→未発表曲?
7.唾奇シャウト
8.all green
9.道 -TAO-


イベントの様子については、本当にありがたいことに、
多くの方が #bringlyup のタグをつけてSNSにて投稿してくださっています。

ぜひイベントの雰囲気、最高のアクトの様子チェックしてみてください!(リツイートも多いですが。。)


そして最後に、来場してくれた方でイベント当日の転換の音楽良いな って気づいた方はいませんか?
そう、何度か来てくれている方にはおなじみ、gaku takasakiに転換用mixの制作してもらってました!

ぜひぜひ下記SoundCloudにアップ予定ですので、BGMなどに困ったり新しい音楽に出会いたい時なんかにも聞いてみてください!もちろん過去のイベント転換mixはすでにアップ済み!


それでは改めまして、このイベントにかかわってくださった皆様本当にありがとうございました!!!きてくれたお客さんが一番最高です!

そして早々と次回、” Bringly up -vol.6- ”10月27日に開催決定!
出演はさとうもか、NF Zessho、+ 2アーティストは近日発表します。

予定の確保のほどよろしくお願いします!e+のご案内までもう少しお時間いただきますが
予約はe+の解禁までkinz upのTwitterで取り置きとして受付開始しています!
連絡後のキャンセル料頂かない代わりに枚数限定でご案内してます。ぜひご連絡お待ちしています。

vlo.5についてはなんとイベントの2ヶ月前、4月の段階でソールドアウトになるなど、
だいぶチケット数絞って設定しているので来られる方はお早めにチケット確保をお願いします!

それではこれからも遊んでいきましょう!よろしくお願いします!

↓拡散も、協力お願いします

 

kinz up ぐっち 2018.06.23

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