2017年6月25日、kinz upによる企画イベント”Bringly up -vol.2-“を渋谷LUSHにて開催しました。
4ヶ月前の2月18日にはvol.1としてmaco marets,大比良瑞希, Lucky Kilimanajro,TOKYO HEALTH CLUBというメンツが集まり、知る人ぞ知るイベントといった素晴らしいパーティーになりましたがその続編とも言えるvol.2!
早速自主レポートします!
フライヤー
この日の出演者は出演順に、kojipull, MCperoとUKR(コラボステージ),Lucky Kilimanajo,STUTS
kojipullは大阪をベースに活動する宅録SSWで、等身大な男目線の歌詞とカントリー調のあるギターを手にエロく、カッコよく歌い上げる最高の弾き語りで出演!
MCperoとUKRは、みなさんごぞんじOMAKE CLUBに所属する2人で、本来個々に活動されるお二人がコラボでステージングしてくれました!
Lucky KilimanjaroはBringly up -vol.1-につづき2連続2回目の出演!連続出演ながらライブをするのが3か月半ぶりとあって予約取り置きも多く、ライブも最高潮に盛り上げてくれた!
トリを務めたSTUTSは、ちょうど先週にAlfred Beach Sandalとの共作をリリースして話題の集まる中での出演!アクトでも3曲をその共作アルバムから演奏するなど集まった観客を魅了してくれました!
では時系列にそって細かく!セットリストも掲載します!
会場OPENは17:45、この日は大阪から出演してくれるkojipullを少しでも多くの人に見てもらいたいという思いから
演奏STARTの18:15までに入場してくれたお客さんには500円のキャッシュバックを周知していました。
それが少しは効いてくれたのかもともとのkojipull人気か、前回のvol.1よりも良い入りで4,50人ほどが集まる中でkojipullのステージスタート。
1曲目は2ndアルバムの#1でもある”告白”
音源でも少ない音数で優しく歌い上げる2分弱の曲で、今日の調子を確かめるような、そんな出だしの1曲でした。
ジャンッとギターをならして照明が落ち、次に始まるは代表曲ともいえる”どちらかといえば幸せになりたい”
つい先日MVがあがったこともあり、軽く予習して見に来たお客さんも聞き入っていたと思う。
イケメンなkojipullからはイメージのつかない、さえない男を歌った歌詞ながら、ギターかき鳴らしながらアツく歌う様は感動すら覚えました。
kojipullさんの動画、みなさんあまり撮ってないのでしょうか、、?
バンド休止で惜しまれてますが、弾きかたりでもバチバチ最高でした!どちらかといえば幸せになりたい – kojipull @kojipull_m #bringlyup pic.twitter.com/ffGz4AfkaS
— kinz up -カインズアップ- (@kinz_up) June 26, 2017
そのあとのMCで「俺はひねくれてる」とか「奇特な人間です」とか自分で言っちゃうあたり、人間的にも好きだしライブではやらなかったけど”ポンコツのうた”なんての曲もあるのでkojipullを今回のライブで初めて知った人なんかはぜひ他の曲も音源で聞いてほしいです!
ゆくゆくは復活するであろうバンドセットでも見たいアーティスト!
最後の曲には、僕が個人的に一番好きな”Goodbye,Sweetheart”をやってくれました。
それまでの進行はそれこそひねくれてる感があるというのか、暗めの演出だったり哀愁のある歌やギターが多い印象だったけれど、この曲では一転明るく歌い上げてくれて今日の良いイベントを予感させてくれました!最高!
「グッバイ 甘やかな日々
もうそこには居られないから
回り道をしてでも前に進もう
君がくれた優しさ 暗闇を照らせ」 ”Goodbye,Sweetheart”より
<セットリスト>
1.告白
2.どちらかといえば幸せになりたい
3.YouはBaby
4.愛妻家の条件
5.夢ケ原にて
6.LOVE
7.Goodbye,Sweetheart
2番手はMCperoとUKRによるコラボステージング
共作曲はいくつかあれど2人でのステージングは初めてという事で、コラボの曲はもちろんMCproの曲をUKRがアレンジしての曲も多かった!
出番開始時にはまずUKRが一人でステージに立ち、静かなギターソロで始まった曲はUKRのアルバムTHEORYに収録されている”& nico(album ver.)”
この曲はアルバム発売前の無料EPにも収録されているUKRの代表曲でカッコよすぎるインストソング。
PCから他のサウンドを出して、そこにギターだけは生演奏で入れるという演奏スタイルはあまり他で多くみられるものではないしギターサウンドもカッコよく作られていて完全にステージに惹きつけられるスタート。
“& nico”のフェードアウトから今度はMCperoの代表曲”SKIP”のイントロがフェードインし、ここでMCperoもステージへ登場。
MCperoのライブも何度か見ているけど、本当に「ひょうひょうとしている」という表現が一番来るラッパーだと思います。
女性だけど低めの声でカッコよく、聞き取りやすいラップないしシングはライブでも健在でした!
この2人のコラボステージングということで期待されていたのは「なんでもない日」と「エーデルワイス」だと思うけど、これはムービーを撮ってくれた方がいたので是非ムービーでも伝わるカッコよさ可愛さを見てほしい。
MCperoとUKR
オマケのイベントのとき、階段で休憩しており唯一聴けなかったから聴けてうれしさ!!なんでもない日が良すぎたなぁ◎#bringlyup #MCpero #UKR #なんでもない日 pic.twitter.com/legBjZwW9n— oka (@okasaiamat) June 25, 2017
https://twitter.com/mirimiri6464/status/879000273644998656
MCperoのラップボーカルもさることながら、UKRの生演奏ギターが最高にカッコよかったです!
当日リハ前にもセットリストを相談したり細かく確認していた二人、是非とも今後も個々の活動に加えてコラボでのステージングが増える事にも期待したいです。最高でした!!
<セットリスト>
1.& nico
2.SKIP
3.何でもない日
4.MY WORLD
5.spring runway
6.エーデルワイス
【2017.6.25 Bringly up -vol.2-】MCperoとUKR セットリスト(1/3)
1、& nico (Album ver.)(UKR「Theory」)
2、SKIP(MCpero「MCperoの一人遊び」)#bringlyup— UKR (@__U__K__R__) June 26, 2017
【2017.6.25 Bringly up -vol.2-】MCperoとUKR セットリスト(2/3)
3、なんでもない日(OMAKE CLUB「オマケのコンピ」)
4、MY WORLD(MCpero「MCperoの一人遊び」)#bringlyup— UKR (@__U__K__R__) June 26, 2017
【2017.6.25 Bringly up -vol.2-】MCperoとUKR セットリスト(3/3)
5、spring runway(MCpero「MCperoの一人遊び」)
6、エーデルワイス feat. MCpero(UKR「Theory」)#bringlyup— UKR (@__U__K__R__) June 26, 2017
3番手はみなさん3か月半お待ちかねのLucky Kilimanjaro(ラッキリ)の出演!
前回企画vol.1でも出演してもらった後は数えるほどのライブをしただけで、3か月ほどライブから離れていたそう。
リリース音源はおよそ2年前のミニアルバム「Fullcolor」のみながらその圧倒的なライブアクトで常にライブを待たれているアーティストの筆頭と言っても良いと思ってます!
そんなラッキリの出番は19:50から。前2組で温まってきた会場とフロアに程よく集まったお客さんの前にメンバー6人がステージでいつものポーズを構えていつものSEが鳴り出す。カッコいいよなぁ。
ラッキリのオープニングパフォーマンスがとても好きだ。#bringlyup #Luckykilimanjaro pic.twitter.com/JViNHGNCHg
— oka (@okasaiamat) June 25, 2017
そして出し惜しみなく”Super Star”でライブスタート!
Vo.熊木さんもイチイチ「楽しんでいこう」とか”Burning Friday Night”の時だったと思うけど「自由に踊ろう」とかカッコいいこと挟んでくるんですよね、ニクい。
熊木さんのカッコよさ、カリスマ性なんかは見た目、振る舞いで分かるけど”Supar Star”でも”Burning Friday Night”でもベース、ギター、ドラムなどそれぞれちゃんと目立つ音を入れてたりして、彼らあってこそのこのアツい演奏、アクトにつながってるんだなぁと。あとスゴイ楽しそうに演奏してくれますし。
特にBa.山浦さんのスラップ、音源でもよく出てるけどこれはライブでこそ聞いてほしい。
あとGt.ジーコさんはものすごい楽しそうにギター弾いてるからそれを見てるだけでも楽しくなれる。ステージ中外でのムードメーカー感がすごいです。
ラッキリも間違いなくライブの方が音源の10倍以上カッコよくて楽しいので今後の活動、ライブ情報には要チェックかと思います!
曲間のMCでは当日の朝に仕入れた情報だという「方言」についてのテーマで、前回に引き続きゆるいMCを回してくれました。なごみタイム。
1曲目が”Super Star”、ラストの曲が”Call Me Baby”という贅沢6曲のセトリでしたが
このライブ休止していた3か月半で作ったりレコーディングしたのであろう新曲も3曲やってくれました!
「”Burning Friday Night”とはちょっと違う大人の歌かな」と熊木さんが紹介した”Favorite Fantasy”は今後のライブで多くの人を踊らせることになると思います。音源期待!
ラッキリの動画は結構多くの方撮影してTwitterあげて頂いてるので #bringlyup や#luckykilimanjaro タグでぜひ検索してご覧ください!
前回以上に最高のアクトでした!最強!
Superstar〜新曲 聴いて😙 pic.twitter.com/DGnUyYApCm
— maotaki (@m5to) June 26, 2017
<セットリスト>
1.SuperStar
2.新曲
3.Fire
4.Burning Friday Night
5.Favorite Fantasy
6.Call Me Baby
いよいよトリは、今「飛ぶ鳥を落とす勢い」という表現がしっくりくるSTUTSのアクト!
一度でもライブで見たことのある人なら、もう一度見たい!と思わせる全力でMPCを操るあの感じが分かるはず。
本イベントでもいつも通り、いつも以上に必死に全力でやりきってくれました。
リズムを取ってるのか、MPC叩かない所でリリックを歌いながら手で拍を取るところとかカッコよすぎ。こういうアクションが見れるのもライブならではですね。お客さんも玄人さんが多くてスゴイ盛り上がりでした。。
最前センターでSTUTS様を拝ませていただいて本当にどうしよう。何度もライブで聴いてるRenaissance Beatも今日は格別すぎた。#bringlyup #STUTS #Renaissancebeat pic.twitter.com/2vROPssjOO
— oka (@okasaiamat) June 25, 2017
先週水曜にAlfred Beach Sandalとの共作「ABS+STUTS」という2017年を飾るアルバムを出したSTUTS、あまりそのアルバムからはやらないのかな?と思っていたけれどしっかりと、3曲もやってくれました!
“Daylight Avenue”があのアルバム収録の6曲の中でも最高だと思っているのでやってくれて本当にうれしかったし、ライブハウスで聞くDaylight~は格別にAlfred Beach Sandalの声が映えました!また聞きたい!
あと特筆したいのは”Amber”をやってくれたことかと!ペトロールズトリビュートアルバムからの1曲でKID FRESINOとの共演作!
これもビート、リリック、MPC演奏、すべてがカッコよすぎる。
KID FRESINO+STUTSのアンバーも好き。フレシノの声とSTUTSのビートとの絡みが良いよなぁと思う。個人的にはwwwのスペシャイベント、VISIONのトラックメイカーに続いて3度目のアンバーかな。#bringlyup #STUTS #KIDFRESINO pic.twitter.com/ZbTJT7yJOW
— oka (@okasaiamat) June 25, 2017
ラスト4曲に”Horizon””Daylight Avenue””Sail away”そして”夜を使いはたして”と
KID FRESINOはじめ、STUTS、PUNPEEとのコラボ曲惜しみなく披露して万感のフィナーレへイベントを導いてくれました。
1番手のkojipullもMCで「言ってしまってた」けど、お客さんみんな「夜を使いはたして」くれたと思います!
ラッキリも盛り上げまくってくれたけど4組中でベストアクト決めろと言われたらSTUTSに!
トラックの良さ、演奏のアツさ、最高でした!!
<セットリスト>
1.Introduction
2.Renaissance Beat
3.The Chase
4.Amber
5.Tresure Box
6.poolside
7.Horizon
8.Daylight Avenue
9.Sail Away
10.夜を使いはたして
そんな最高すぎる4組の出演。
イベント通して客入りもちょうどよく、全線で盛り上がる人もそこそこいて、少し後ろからのんびり見たい人はそうできるし
バーカウンターもステージが見えるフロア後方にあってそこで煙草を吸いながら見てる人もいたり。
それと全面撮影許可を周知してのイベントだったので撮影しながら踊る人もいれば、しっかり目に焼き付けている人もいて。
思い思いにグッドミュージックを楽しんでいただけたようで主催者冥利に尽きました!
終演後もアーティストさんみんな物販に残ってくれてサインや写真撮影にも対応してくれていたし、
アーティストさん、遊びに来てくれた友人も「雰囲気の良い暖かいイベント」だったと言ってくれて本当に嬉しかった。
前回企画に引き続き会場をお借りした渋谷LUSHのスタッフさんもタイムテーブル通りの進行、転換をしてくれて感謝の念しかありません。
改めてかかわっていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
kinz upサイトの不定期更新はもちろんライブ企画も一定間隔でやりますのでまたどうぞよろしくおねがいします!
まだ次回企画は完全白紙です、続報楽しみにお待ちください。
#bringlyup vol.2 転換時プレイリスト!
・kojipull-MCperoUKR間
・peroUKR-ラッキリ間
・ラッキリ-STUTS間
・STUTS後でした!それとなくジャンル分けはしたつもり! pic.twitter.com/guyx2plVmZ
— kinz up -カインズアップ- (@kinz_up) June 26, 2017
kinz up ぐっち(2017.06.28)
カメラマン、樋口さんにとって頂いたライブフォトを順次掲載してます!ぜひ楽しかった1日を振り返りください。
https://kinz-up.com/bringlyup2/stuts_photo (準備中)